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ネタやら日々の出来事を書きなぐる処。
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2009年09月27日 (Sun)

アハハ、よその子CPを作るといっておきながらつい

せっせとハレタカ様への小説書いてました(オイ)

いや、だってあのネタは私に書けと言っているようなものだ!!(くわっ!)

なので書いちゃったv(テヘ)

しかも何か長くなるようなので、何話かに分けることにしました(MAZIKA)

んで、とりあえず一話目が完成したので載せる!

また結構アレな表現があったりしますので、読む際は自己責任で!

気分悪くなったといわれても知りませんから…!!!(オイ)

あ、因みに例の空夜さんとの死闘後的な話になってます




事の発端は…随分前から私の中に巣食う、死への願望だったのかもしれない
しかしキッカケとなったのは…あの時の彼等の言葉

「もし角端と戦えば、いくら不死身に近いアンタでもヤバイかもな」
「せやな、さっちんも強いかもしれへんが…角端相手やったら手もでぇへんのんちゃう?」
「ほぉ…彼は、そんなに強いのですか…」

「でもアイツ優しすぎるから、途中でギブアップすっかもなぁ!」と、緋焔君は笑いながら言っていた
あの時は笑いながら「確かにそうかもしれませんね」と相槌を返していたが
頭の隅で、ある考えを巡らしていた
どうすれば、本気の彼と戦えるか





に縛られ、を望む者 ~望まない殺戮を繰り返す、哀れな道化~







「だから…そんな、辛そうな顔…してんじゃねぇょ…」

その言葉を最後に、彼はそのまま地面へと倒れこんだ
ゆっくり振り返れば…そこにいるのは、血にまみれた空夜君
動かないその身体からは、赤い血がとめどなく流れ出ている

「…なぜ君は…そんなにも優しいんですか…」

私の言葉に、返事はない
あるのは、私が彼を傷つけた言う事実のみ
血とは違う暖かなモノが、私の頬を伝った

「空夜!さっき変な通、信…」

呆然と空夜君を見ていると、緋焔君が空から降りてきた
そういえば、さっき空夜君が彼に連絡を取っていた

「探す手間が省けて、助かりましたよ…」

私はそう言って、隙だらけな彼に向けて剣を振り払った
剣には魔法で風を纏わせていたので、剣に纏っていた風は刃と化して緋焔君を切り裂く
…筈だった

「!!」
「わっ…!?な、んだ…?」

突然、彼と私の間に岩の壁が現れた
…いや、正確には地面から生えてきたようだった

「…やけに物騒な事になってんな…何しとるんや」
「黎明君、ですか…」

私の背後に気配を感じてすぐ、声がした
その声の主が、恐らくあの壁を出現させた張本人

「…さっちん、アンタ気でも触れたか?」
「…私は至って冷静ですが?」
「冷静?…こないな事しといて、冷静もクソもないんとちゃうんか」

相変わらず淡々と言葉を放つ黎明君だったが、僅かに感じていた
彼の、静かな怒りを

「いきなり何すんだ黎明!」
「ぼけぇっとしとったから助けてやったんや…もう少しで首持ってかれてたで」
「は!?んな…」

言葉を言いかけて、緋焔君は私の足元を見て眼を見開いた
次の瞬間、辺りの気温が一気に上がった

「サディス…てめぇ、何してやがんだ!!あぁ!?」
「!緋焔!ちょい待ち」
「死んどけテメェ!!!」

血だらけの空夜君を見て、緋焔どうやら頭に血が上ったらしい
黎明君の制止も聞かず、その背にある翼に炎を纏わせ…私へと向かって来た
凄まじいほどの熱気で、普通の人間ならば恐らく彼が手を下す前にこの熱にやられてしまうだろう
…だが

「相手が、悪かったですね…」
「ぐ!?がっ…!」

何の迷いもなく、真正面から攻撃を仕掛けてきた緋焔君を…私は斬り捨てた
頭に血が上った者ほど、その攻撃パターンは読みやすい
緋焔君のような直情的な者は、更に攻撃パターンが単調化する
例え灼熱の炎の熱で動きが鈍ろうとも、パターンさえ読めれば避けも出来るし反撃もできる
私は緋焔君の攻撃を避けて…その翼を両翼、斬り捨てたのだ

「緋焔!!」
「ぐ…これ、くらいで…!」
「この程度で君が倒れないことくらい、分かりきっていますよ」

再び剣を握り直し、私は何の躊躇もなく緋焔君の背に深々とその刃を突き刺した
何度も感じた、肉を裂くこの感触
ゆっくりと引き抜けば、その途端に血が溢れ出た
私にとっては、見慣れた光景だ
ただいつもと違うのは、私が手にかけているのは…友人とも言えるヒト達
その事を思うと…胸が痛み、手が震えてしまいそうになる
嫌だ、もう…こんな事、したくはない
けれど、今までもあった事だ…
それを今更…悲観して何になる

「‥次は、貴方の番ですか…?」
「…さっちん、本気か…?」
「この有様を見て、本気ではないと?」

いつもの自分を心の奥底に閉じ込めて
戦場にいた頃の自分を…殺す事を目的とする自分を、必死に演じる
空夜君のように、悟られる訳にはいかない…
悟られれば、彼らは自ずと本来の力を出せなくなる
それでは、意味がない

「黎明、話し合いの余地無しでは?」
「さなちゃん…」

いつの間にか、黎明君の隣には彼のサポーターである唯真さんがいた
また探す手間が省けてよかったと思う私と
此処に来なければ、もしかしたら…手をかけずに済んだかもしれないのに…
そう思う、心の奥底にいる私
もはや立ち止まることなど、出来ないのだ
彼等が私を殺さぬ限り、この殺戮は終わらない
終わらせるわけには、いかないのだ

「南部の護人とサポーターを殺した者です。
 話して分かるなら、こんな事などしないでしょう?」
「…せやけど」
「話し合いはすみましたか?」
「「!!」」

挨拶代わりにと、私は風と炎を併せた魔法を2人にけしかけた
詠唱などをしていない分、威力は落ちるが…これで倒せるとは思っていない
あくまで、私との殺し合いに持ち込むための火種だ

「っ…さっちん、アンタ本気でっ」
「いい加減になさい!貴方がやらないのでしたら、私がやります」
「!さなちゃん、待ち」
「トランスなら、させませんよ」
「!くっ…!」
「さなちゃん!!」

彼女が声を出す前に、私は魔法で彼女を岩の壁へと吹き飛ばした
咄嗟の事で避け切れなかったのか、唯真さんはそのまま壁に背中から激突した
彼女を吹き飛ばしたと同時に、私は彼女の前へと移動して

「さようなら、美しき人魚さん…」
「!さっちん止めぇ!!」

懐に入れていた短剣を、彼女の喉へと突き刺した




※※※※※もはや懺悔にしかならない後書き※※※※※
ホントもうすみませんの一言です調子に乗りすぎましたorz
し、しかも続くんですこれ…ホントもう全部書いてからUPしろやですよね
マジすみませ…!o...rz
そしてもう1つ、皆さんが偽者過ぎて泣けてきますごめんなさいハレタカ様…!!

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!!!!!!????????
うわああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!さっちん大量虐殺開始!!!?????
ちょ、ちょちょちょ影ノ虚さぁーーーーーん!!!!!
全然偽者じゃないですよおおおお!!!!まさにこんな感じなんだろうなと!!!!緋焔なんて絶対瞬殺だ!!!(爆)
トランスは発動にかかるロード時間がそれぞれあるので、さっちんのスピードにトランス対抗できるのは刹那と角端ぐらいかもしれません!!!!北辰は七宿解除したら早いんですがそれでは七宿が暴走状態になってしまいますし!!!(諸刃すぎる)
ブチギレ黎明どうなるんですかあああ!?!ハァハァ
私的黎明はかなりのストッパーだと思うのですが、途中で龍光を庇うことになったりしたら即死亡フラグです!!(何)
親である私は全く彼らを動かしてないのに、影ノ虚さんがどんどん彼らを生かしてくれてる…!!!
もう全員影ノ虚さんのところに婿なり嫁なり行くしかない。(目がマジ)
や、やばい…やばいです…!!!なんなんだこの超燃えテンション…!!!!!!
切な過ぎるけど凄い楽しい…!!!(何)
本当ご馳走さまでしたああああああああああ!!!!!!ハァハァハァ
ハレタカ 2009/09/27(Sun)22:22:34 編集
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