つい、出来心で…

バトンそっちのけで創作してました影ノ虚です（お前）
いや、ドラン君とみっちゃんのお泊りバトンしてたよ！？
ただ資料として番様の御宅に入り浸っていたら、突然扇ヤツが書きたくなってしまったのですハイ（お前）
と言う訳で追記に扇ヤツ…！！
諸設定としては神様大人版と等々完全に神化してしまったヤツフサ君
何処にいるかは不明ですが、とりあえず真っ暗～なとこです
因みにシリアスだよ（゜∀゜）
そしてヤツフサ君が偽者過ぎるよ（゜∀゜　）
そしてそして相変わらず書いてる途中で迷子になっちゃったYO（T∀T）
苦情は番様からのみ受け付けます…！
やっちまった感いっぱいなSSは下から↓
あ、番様！罰ゲームはみっちゃんが夢枕に立ってハグでいいですか（待て）

「っ…ぅ…」

微かに聞こえる、声
その声は、まるで泣いているかのように聞こえた
否…聞こえたのではなく、そう感じたのだ
儂の中の何かが、”泣いている”と…

「何を、泣いておる」

何も見えぬ闇へ向かって、儂は問うた
しかし返答はない
ただ、先刻まで聞こえていた声が聞こえなくなった

「…ヤツフサ、いるのであろう？」

名を呼べば、声の主が闇の中から姿を現した

「…扇架様…」
「…久しいのぅ、ヤツフサよ」

儂はゆっくりとヤツフサに歩み寄り、そっと頭を撫でた
初めて出会ったその時と、全く変わりないその姿
しかし、昔はよく見せていた笑みは…今はない
まるで今にも崩れてしまいそうな、悲哀に満ちたその表情＜カオ＞

「扇架、様…俺…」
「…」

ヤツフサの瞳から、一滴の雫が流れ落ちた

「俺…俺、は…もう…」

金色の瞳から溢れる、悲しみを纏った雫達
声の変わりに吐き出される嗚咽
あぁ、等々…お前も…

「お、れ…」
「もうよい、ヤツフサ…」

ヤツフサの言葉を遮り…そっと、身体を抱き寄せた

「！扇」
「例え身体が人ならざるモノであろうとも…
　お前のそのココロは、お前が人である証…
　悲しみ、涙を流す事が出来るのは…人だけだ…」

儂の言葉に、儂の腕の中にいる小さな身体が僅かに震えた
その身体を優しく、けれど力いっぱい抱きしめて…儂は言葉を続けた

「…お前は１人ではない、孤独などではない。
　儂がずっと、お前の傍にいる…」
「っ…」

縋りつくように、ヤツフサは儂の服を掴んだ
儂はそっと、ヤツフサの頭を撫でる
ヤツフサの瞳からは、涙がとめどなく溢れていた
儂には人で言うココロというものがある訳ではない
感情がない訳ではないが、人間のココロと言うモノは…儂には理解が出来ぬ部分が数多くある
ヤツフサのココロを蝕む悲しみも、儂には理解できぬモノだ
他者に置いていかれるなど、儂にはいつもの事
誰もこれも、儂を置いていってしまう
そして、戻ってくる事はない
人間というのはそう言うものだ
決められた生の時間を生き、瞬く間に消えてゆく
とても脆く、儚い存在
しかし、その儚さが…儂の中の何かを惹きつけて止まない

「…ずっと、傍にいる…だから、そう悲しむでないぞ…？」
「っ‥はぃ…」

返事をして、涙を流しながらも微笑むヤツフサ
儂もつられる様に笑みを浮かべ、ヤツフサ頬を伝う涙を拭った
ヤツフサが人に惹かれるように
儂自身もヤツフサや人に惹かれるのは…ココロというものが僅かにも存在するからなのだろうか
もしそうなのだとしたら…儂もいつか、置いていかれる悲しみというものを知る時がくるのだろうか

「やはりお前は笑っていた方がいいな」
「へ？」
「悲しみに染まった表情よりも、さっきの笑みの方が好きだと言ったのだ」
「へ！？す、す…！？！？//」
「ぶっ…なんと言う顔をしておるのだ‥くくっ」
「！わ、笑わないでくださいよっ！！！///」

しかし今は、そんな疑問はどうでもいい事だ
目の前にいる者との時間を、ただただ楽しめれば…それでいい


※※※※※言い訳にしかならない後書き※※※※※
とりあえず言いたい事
泣いてるヤツフサ君を大人版神様が抱きしめてる図を絵で描きたかった、以上
脳内で結構前から燻っていた話…！ついつい完成させちまった…
って、アァ駄目…何を言いたいのか分からないかも
とりあえず神様は人の心というものがあまり理解できてません
何と言うか、神様の考えは合理的な部分が多いのですよ
なので感情というか、人のココロというものは理解に苦しむようです
けれど神様の中にもココロというモノはあるんです、ただ本人がそれに気付いていないだけで
多分、誰かを好きになったら気付くんじゃないかな（待て）
さぁ皆さん！神様のハート（ココロ）を射止めてみてください！（ちょい待て）
寧ろヤツフサ君が気付かせてくれるんじゃないかとワクワクしてる（お前）
とりあえずすみませんでした番様、御宅のお子さんを拉致してしまってすみません
身代金は萌えで結構です（お前な）
色々とすみませんでした…！！！