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ネタやら日々の出来事を書きなぐる処。
2024年04月20日 (Sat)
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2010年01月17日 (Sun)
向井ちゃんと月下ちゃんと一緒にカラオケ行ったりファミレスでだべってたのですがね今の今まで(12時くらいに帰宅しましたが)
ってか、そのファミレスでグランちゃんから手ブロ見てて、椅子から落ちそうになった(リアル)
まさかの反応返しに俺の心臓がピークを越えてリアルに痛い(落ち着け)
とりあえず手ブロで漫画描いたろかと思ったが、3コマであえなく挫折orz
しかし俺の本分は文字だ!!
つー訳で、以下に過去みっちゃんと弟だ・・!!!

「敵軍が中門を突破いたしました・・・この本殿に来るのも時間の問題かと・・・」
「・・・そう・・・」

私の言葉に、巫女様は目を閉じて静かに言った
特に慌てもせず、寧ろ堂々としている
・・・そういうよりも、ただ単に関心が無いようにも見て取れた

「彼等は・・・私の首を差し出せと、要求していたのでしたね」
「はい」
「ならば、言う通りに致しましょう・・・私を慕ってくれている、民の命には代えられぬもの・・・」

巫女様はそう言って、再びその瞳を開けて私を見た
その瞬間に交わる、彼女との視線
死ぬ覚悟などとうの昔に出来ているとでも言うような、静かで乱れの無いその表情
決して揺るがぬであろう、その覚悟
・・・けれど

「例え巫女様のご意思でも、それは出来ぬ相談です」

私は、覚悟など出来てはいない

「!・・・何を言い出すのです」

私の言葉に、巫女様は怪訝そうな表情を浮かべた
それも無理からぬ事だ
神官である私は、主人である巫女様の命に従うのが道理
そのご意思には絶対遵守・・・逆らう事など、あってはならない

「深鏡殿、今から貴女にはこの里から出て行っていただきます」

しかし、そんな事は・・・もはやどうでもいい事だ

「なっ・・・・・・・・神官、お主・・・何を言い」
「お前達、彼女を奥殿へ」
「!!な、何をっ!」

私の合図を受け、白官達が巫女様を奥殿へ通じる扉へと連れて行く

「っ・・・待て!私の命が聞けぬのか・・・っ!?巫女の首が欲しいのならばっ」
「ご安心なされよ、巫女の首は・・・”ここ”にございます」

そう言って、私は自身の首に手をやった
その様子を見て、巫女様は目を見開いて私を見た

「お、まえ・・・まさか・・・っ」
「奴等は巫女様の顔も性別も知らぬ者達でございます」
「だからと言って・・・何故お前が!!!」

巫女様は白官達の腕を振り払おうとしながら、私に言葉を向けた
何故かなど、聞かなくとも分かる事でございましょう・・・?

「貴女を失う覚悟など、私には出来ぬのですよ」

そう言って、私は彼女に微笑みかけた
恐らくは、お会いするのもこれで最後になるであろうから

「な、にを・・・」
「時間が惜しい、早急に奥殿へお連れしろ」
「承知いたしました」
「っ!!ま、待て!離さないか!!」

白官達に強引に連れて行かれながらも、私に手を伸ばす巫女様
その表情は先ほどの堂々としていたものとは比べ物にならないほど、酷く乱れている

「・・・どうか逃げ延びてくださいませ、姉様」

私が言うと同時に、奥殿へと続く扉は重々しく閉じた
幼き頃より、その身に宿りし血の宿命を背負わされた・・・腹違いの我が姉
自由に外へも出れぬまま、自由にしたい事も出来ぬまま
自由に・・・笑う事も出来ぬまま、そのお命を奪われるなど・・・耐え難き事

『姉様!見てください、今年も綺麗な花が咲きました!』
『・・・ホント、とても、綺麗ね』

幼き頃に私に向けてくださった、その笑顔
また、貴女があの笑顔を取り戻してくださるのなら・・・

「私の命など、安いものだ・・・」

ずっと貴女を籠の外に出してあげたかった
けれど私は無力だ
貴女1人を、こうする事でしか外の世界へと逃がして差し上げることが出来なかった

「!いたぞ!!」

貴女と共に、外の世界で生きてみたかった

「貴様が巫女か・・・」
「・・・無礼者、此処を神聖なる神の社と知っての狼藉か」
「神などとうの昔に潰えたわ!もはやこの里などこの世界には不要なのだ!」

貴女の笑顔を、もう一度だけ見たかった

『鏡耶は・・・あたしを1人にしないよね・・・?』

幼き頃に交わした貴女との約束を・・・果たす事が出来なかった

「・・・申し訳ありません、姉様」
「その首、貰いうけようぞ!!!」
「っ・・・!!!!!」

もう一度だけ、貴女に名を呼んで欲しかった

「っ・・・鏡耶ァアァァァァァ!!!!

刀が私の首に届く、その刹那
貴女の声が聞こえた気がした
姉様
貴女は最後のその瞬間、私の名を呼んでくださったのか
・・・それとも、ただの私が生み出した妄執なのか
今となっては、私に知る術などなかった


愛しい愛しい、我が姉よ

貴女は、無事に籠の外へと出れたでしょうか

どうかご無事でいてください

そして、自由に生きてください

それが私の、最後の願いでございます・・・

※※※※懺悔※※※※
もはや自己満足の何者でもないですよえぇ・・・ってか、これは漫画で描きたかったよ・・・!!!!
因みにみっちゃんはこの時ちょうど白官さん達の制止を振り切って戻ってきて、弟の首が飛ぶのを見てます(えぇ!?!?)
そしてみっちゃんにも敵さんの手が!って所で神様登場・・・っと、まぁそこはまた追い追いという事で(ぇ)
しかし、さすがに漢字は別にしたヨ
そして性格も口調も違うよ(そりゃねぇ・・・)でも多分、見た目が似てるかもしれないんだ・・;!!!!(寧ろそっち・・・!!!)
そして弟さんの簡素なプロフ

名前:鏡耶(きょうや)
年齢:21
性格:穏やかで少しちゃめっけがあったり・・・?
    あと、少しシスコンはいってるかも(何)
    
てか、ホント自己満足・・・!!!!orz

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